GBAユグドラ・ユニオン

かーずさんがウチのログを読んでちょっと興味がそそられたんだとか。買わせるとこまでいかないたぁ、オレの文章もまだまだだなぁとか思ってたら、購入後に具体的なことを書いたのはmixiで、こっちじゃ書いてなかつ。なんで修正の上で転載しときま。

ジャンルはSRPGとありますが、FEシリーズとは全く異なるゲームシステム。


・所持しているカードの枚数が制限ターンになる。
・一度のターンで戦闘を開始できるのは一度だけ。
・上記の理由から、陣形(ユニオン)を組み、ユニオンを組むメリットのひとつである連戦を狙う。
・連戦は敵の一挙撃破にも各個撃破の手段にも成りうる。どうするかはプレイヤーの戦略次第。
RPGでいうところのHP的なものは士気と表示される。FC『真田十勇士』のそれが兵数であることに近い。
・士気が高かろうが低かろうが戦闘への影響は低く、相性の悪い敵には、たとえ相手の士気が1桁台であろうが負ける。
・一度減った士気は自動では回復しない。アイテムなどを報奨として消費することでほんの少し回復する。


等、プレイヤーを縛り付ける条項が多く、しっかりとシステムを理解した上での戦略構築が求められます。キャラクターのレベルを上げてもユニットの有利不利が逆転することは(多分)ないのでかなり純粋な戦略思考ゲームになってるんじゃないでしょうか。
SRPGというジャンルでここまでFEと差別化というか、訣別したゲームシステムを作ったのは偉い。ちょっと聞いただけではシステムが複雑なように思えるけど、要点はいかに相性上の有利を確保した上で連戦を行うかなので、逆にわかりやすいくらい。が、当然、相手のターンのことも考えないといけないので思考が止まらなくなるという。FEよりも詰め将棋要素が濃厚です。
割と手加減のないゲームなので、Mな思考ゲームが好きな人は気に入るかと思います。
欠点は相手がおバカさんなことをすることがままあるということかしら。それで何度も助けられてはいますが。
あと画面のレイアウト・デザインが秀逸。このデザインは3Dのゲームしか作れない、作れなくなってるとこにはできないのでは。遊ぶならSPかDSで。microだとちょっと画面が小さすぎ。

以上。GBAという末期ハードのゲームなのでちょっとでも気になったら即ゲットをお奨め。こういうのって後々に急にスイッチが入ってやりたくなるんですが、その時には既に売ってなくて身悶えとかをメガドラソフトで散々味わったオレなんでそういうのには超敏感です。
絵が気に入ったって人はキャラデザの人のこちらのマンガもどうぞ。しかしながらニジュクとサンジュは年増好きのオレから見ても可愛いのでロリ&ペディの人はご遠慮ください。