怪盗ルソー

ナムコでDSと言えばパックピクス。DSの特徴的機能タッチパネルを利用し、画面に描いたパックマンがそのままモンスターを食べちゃいます! と、こう書くとホヘーと感心しちゃいそうになるけど、実際は「で?」と付くほどゲームとして成立してなくて、どうあっても売れない店側は処分に、買った人は対処に困ったのは少しだけ前に話。
なので、お絵描き系ゲームってのはしばらく出ないだろーなーって思ってたら、突如の発表。メーカーはナムコ。えぇっ!? ナムコォ!?
まだ懲りてなかったのか思いつつ、ゲーム自体はアドベンチャーとのことなので往年の老舗パワーでなんとかしてくれるのかしらとちょっとだけ期待を寄せてみたり。
というのが購入のイキサツ。失敗してもセーヌちゃん分が補給できればいいやとかは考えていないとあれほど必死に訴えたじゃないですか。

街を賑わす怪盗ルソーは正義のドロボー。でもその正体は小学五年生の男の子。得意の変装で、今日も悪人から悪事の証拠を盗み去るゾ!

というのが話のあらましになります。誰でも感じることかと思いますが、一昔前のタイアップ命になりかけのコロコロマンガみたいなお話。主人公が小学五年生という“妙齢”なので、小野敏洋センセイなら喜んでマンガを描いてくれそうですが、その場合はヒロインのセーヌちゃんにチンコが生える可能性大なので、最終回まで油断できません。
ゲームの序盤はまるで往年のPCエンジンでガツガツと発売されたデジタルコミックみたいなテンポでサラサラ進んでいきます。操作は主にタッチペンで。気になる場所を叩けば調べてくれて、気になる人をつつけば話してくれるといった簡単操作。んで、困ったことが発生すると、このゲーム最大の特徴である、変装イベントになります。変装と言っても、変装したい人・物に似せて(人の場合は事前に写真を撮っておくことが必要)、タッチペンを使って似顔絵を描くだけ。輪郭や髪なんかはあらかじめ描いてあるので、目・鼻・口・+α(髭だったり、髪留めだったり)を付け足すだけ。上画面に見本は出るし、描画スペースにはグリッド線(方眼用紙みたいな線)があるので、判定の厳しいシーン以外はそうそう躓くことはない上、それでも絵が苦手でツラいという人には難易度を下げることでなぞり線も出てくるので、身構えるほどの難易度ではありません。
むしろ、中盤からの昔のPCゲームのような強固なフラグチェックの為に、話を進めること自体が大変になってくるっつーか。
変装は特殊なマスクに顔を描いてという設定のようなので、“窓枠”なんかに変装すると、身体モロ見えで、これでバレないなんてありえな〜いとツッコミを入れる人も多いと思うけど、だからこそのジャリマンガ仕様なんだし、そこはそれ、言わないお約束。セーラームーンだったワラトルマンだって、正体バレバレなのに誰も何も言わなかったっしょ? それに遊んでるとだんだんとこの世界のそのお約束が染み付いちゃって、違和感なくなります。
中盤戦からは前述のフラグ立ての面倒さ以外にも、変装実行の頻度が上がる上に、時間制限されるとこもあってちょっと大変になるけども、結構面白い。“描く”という行為をゲームそのものではなく、確かに“ウリ”ではあるものの、ADVゲームのゲームシステムのひとつに座すことで、ゲームとしてのメリハリを持たせている。
反面、シナリオのボリュームが不足(全3話て)、話自体には起伏が薄いなど、ADVゲームで最も肝心なストーリー面がちょっぴり練りこみ足らず。王道チックな構成自体は好きな部類なのですが。
あと、謎解きも昨年発売の『アナザーコード』と似たり寄ったりのものがあって、そこは不満。DSの機能を使ってADVゲームをとなるとそうなってしまうのは致し方ないとは言え。
ただ、お値段分はしっかりと楽しませてくれることは確か。オフィシャルサイトを見て雰囲気が好きになれそうな人はお財布に許しを得てから、元気印ヒロインの好きな人は今すぐにでも、セーヌちゃんを見て心と股間に電流が走った人は光の速さで歩いて買いに行け。
あと関係ないけど、キャラデザの人はPS2版『ひぐらし』のお仕事もするんだとか。うは、想像つかん。

怪盗ルソー

“7”という数字が揃わないとお金が下ろせない銀行から、運良く小金を引き出すことに成功したのでゲット。特に予約もしてなかったのにポーチが付いてきたが、さすがにこれは使えんなぁ…。まだやりはじめたばっかなので、感想は終わった後に。現時点では懐かしいデジコミ風味。コロコロマンガみたいなノリは嫌いじゃないです。こういうソフトは本来のターゲットであるゲームキッズに売れて欲しいんだけど、どうだろ。

クラブニンテンドーのプレゼントに新アイテム

ウヒョー。DSが発表された時に誰もが思った「Game&Watchシリーズ移植するべし」の思いがこんなとこで叶えられた! マルチスクリーンの代名詞『ドンキーコング』はともかくとして、『オイルパニック』に『グリーンハウス』もか! 普通に売ったらあんまし売れないだろうからな。こういう入手しやすいプレミアソフト化は大変に嬉し有難し。他、どうして今までこれがなかったのかと言いたい花札や、街でも普通に見かけるようになったDS Liteをちょっぴりオリジナルっぽく彩るLite専用ペンセット(プラスカードケース)など、なかなかに魅力的なプレゼントが揃ってくれて、これまで音沙汰なしだったプレゼントの更新の件も不問に付す勢いです。やるな、任天堂
ちなみに鍬鋤さん、未登録も含めると2,000ptsくらいありますよ?

スターソルジャーvs怒首領蜂 大往生

ハドソンにケイブ、あいつら、無茶しやがって……

フルバージョンをプレイするには、両方のサイトでマイメニュー登録をしておく必要がある。

ヤロウ、フザケやがって……#

余り玉でお菓子の備蓄がすンごいことに

kotaroh_K2006-06-16

クーラーの除湿が勝利の鍵となる季節がやってきました。ていうか、今日の蒸しナイトは日中の雨のおかげで三倍界王拳の威力があって、もうダメわたしは鍬鋤です。